Fade Research Lab 第3回。
購入した2本のSUGAR CANE 1966(SC42966A)の裾上げを、信頼している店舗へ依頼する。
今回、依頼する店舗はメンテナンスされたUNION SPECIAL 43200G(後期型)を保有しており、使用する糸の素材、色、裾幅の変更まで細かい依頼に対応している。
裾上げを依頼する際は店舗の指示に従うことが前提となるが、概ねの手順は以下のとおりである。
- 洗濯して清潔な状態で持ち込む
- 希望する丈で折り返し、ピン留めする(片足のみ)
裾上げでは、生地を三つ折りにしてから縫製するのが一般的である。
そのため、ピン留めしたジーンズの下端が仕上がり寸法となるかを事前に確認しておくと安心だ。

SUGAR CANE 1966のオリジナルの裾は、綿糸ではなくコアヤーン糸で縫われている。
そこで、今回は「【Method】裾上げについて」で紹介した “UNION SPECIAL 43200G+綿糸” という定石からあえて外れ、
「1本は綿糸、もう1本はコアヤーン糸」
という条件で裾上げを行い、それぞれの経年変化を観測できるようにした。

コアヤーン糸とは、ナイロンやポリエステルを芯にし、その周りを綿でカバーリングした構造で、合成繊維の強度と、綿糸の風合を兼ね備えたミシン糸。
コアヤーン糸の中心部分(コア)にある合成繊維は、綿よりも縮みが小さいため、裾のアタリ、ローピング、パッカリング、うねりが綿糸のものよりダイナミックに出ることはないと予想する。
今までに“UNION SPECIAL 43200G+綿糸” の組合せ以外を経験したことがないため、今一度、”43200G”の実力を確認してみたいと思う。


使用条件の違い(今回は洗濯方法)によるジーンズの色落ちの差を記録することが主眼であるから、裾上げ後の寸法は両方とも股下72cmで統一した。
今回は、縮み切っていないメーカーワンウォッシュのSUGAR CANE 1966をそのまま裾上げするため、今後の着用と洗濯で1~2cmほど丈が縮むだろう。裾上げ後の現物で確認したい。

コメント